JPCZと、北陸の感覚と。

27日(木)朝の天気図には、北日本から南西諸島にかけて等圧線が7本、今夜の天気図には9本もかかっています。先輩の話によると、5本でも多いとのことで、冬型気圧配置が強まることを意味してます。
北日本の日本海側を中心に非常に強い風が吹いて猛ふぶきとなるでしょう。

また、日本海にはJPCZと呼ばれる濃い雲の列ができる予想です。JPCZの先端で雪が多くなるのですが、それが北陸となる可能性があります。28日にかけて北陸では市街地でも雪が積もるでしょう。

北陸のかたは、たとえ市街地で30センチの積雪があっても大雪とは言わず「日常に影響が出てくるかな」というのが本音だと思います。
ただ、今は年末です。帰省で雪道になれていないかたも運転されてる場合があります。時間にも気持ちにもゆとりを持って行動したいですね。
強い冬型の気圧配置は、29日も続く見込みです。

気象予報士・山田 真実

画像について:27日午前9時の天気図と衛星画像。

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