ジオパーク国際ユネスコ会議に合わせ、島原半島を訪問している秋篠宮ご夫妻は5月14日、雲仙・普賢岳噴火災害による被災遺構の土石流被災家屋保存公園(南島原市)と旧大野木場小被災校舎(南島原市)を視察された。
このうち同公園では、1階部分が土砂に埋まった家屋の様子に驚いた表情を浮かべ見学した。
これに先立ち、1991年6月3日の大火砕流で犠牲となった消防団員12人を追悼する雲仙普賢岳噴火災害消防殉職者慰霊碑(島原市)に献花。雲仙岳災害記念館(同市)も訪れた。
ご夫妻は、島原半島での2日間の日程を終え、14日午後、帰京した。(平成24年5月15日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。