本部沖でディープエギング

 12日、ユニチカの杉原正浩さんは仲間4人と初釣りでディープエギングに出かけた。午前8時、浜崎漁港を出船、本部沖の水深50~60メートルのポイントを攻めた。

 1キロクラスがコンスタントに、時々3キロ前後も釣れているという情報だったが、この日は10~12メートルの風が吹いたためか、アオリイカの活性は低かった。10時20分に杉原さんが1キロ前後のアオリイカを、桜川稔章さんが800グラム前後を釣り上げた。その後、クブシミやタコは釣れるが、本命がないまま夕方を迎えた。

 午後4時10分、納竿(のうかん)前に杉原さんにヒット。次に宮城調秀さん、桜川さんに連続ヒット。杉原さん、宮城さんは1キロ弱だったが、桜川さんに掛かったのは時々ドラグを出す強い引きを見せた。2キロオーバーかと期待したが、水面に浮いたのは1・5キロと1キロのアオリイカがダブルだった。

 これから春先に向けてディープエギングは最盛期を迎える。キャプテンズ(電話)090(9073)6405(仲村船長)。

 12、13日、178人が参加してM―1カップチヌ沖縄大会が開催された。30センチ以上の5匹までの総重量を競った。

▽1位 大城良 5・39キロ 5匹

▽2位 加福大地 4・02キロ 5匹

▽3位 島袋航 0・34キロ 4匹

▽4位 上原竜男 0・23キロ 5匹

▽5位 新垣薫 0・24キロ 3匹

▽大物賞 安仁屋浩貴 1・83キロ 46・7センチ

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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