特別ユニ、歴代ベストナイン ベイ球団創設70年企画

 ベイスターズの球団創設70年の記念企画「70th ANNIVERSARY PROJECT」の発表会見が29日、横浜市西区のホテルで行われ、創設から53年間オーナー企業だったマルハニチロ(旧大洋漁業、本社・東京都江東区)が同企画のオフィシャルスポンサーに就くことが発表された。また、2019年のスローガンは「Go Beyond the Limit.」(限界を超えろ)に決まった。

◆特別ユニ着用へ

 記念企画では4、6、8月に横浜スタジアムで計6試合開催される創設70年記念試合で選手が特別ユニホームを着用するほか、球団の歴代ベストナインを決めるファン投票などを行う。

 この日公表された特別ユニホームは胸のシンボルマークに、1950年に大洋ホエールズが使用した「W」をベイスターズの「B」にアレンジしたデザインを採用するなど、歴代ユニホームの特徴が随所にちりばめられている。

 49年に球団を創設し、日本一になった60年、98年当時に親会社だったマルハニチロの伊藤滋社長は「再びベイスターズと行動できる日が来て、万感の思い。ファンの皆様と夢を描いていきたい」と話し、球団の岡村信悟社長は「大変意義深いこと」と強調した。

 3月10日に球団誕生の地・下関で行われるオープン戦では、同社のロングセラー商品「ベビーハム」の復刻デザイン品が入場者へ無償配布されるという。

「70th ANNIVERSARY ユニホーム」を着用した山崎

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