第68回郡市対抗県下一周駅伝大会最終日

 第68回郡市対抗県下一周駅伝大会最終日は17日、雲仙市小浜町-長崎市の18区間、131.4キロのコースで行われ、大村・東彼が21時間35分17秒で10年ぶりのV奪回を果たした。2位は長崎、3連覇を狙った西彼・西海は3位だった。
 女子総合は大村・東彼が4連覇。躍進賞は諫早が獲得した。最優秀選手賞の男子は大村・東彼の定方駿(東洋大)、女子は大村・東彼の弟子丸小春(諫早高)がそれぞれ初受賞した。
 最終日は累計1、2、4位の大村・東彼、長崎、佐世保が激しい日間首位争いを展開した。大村・東彼は1区定方、2区八木(陸自大村)、7区山下(桜が原中)らの区間賞の力走などで累計トップを走り続けたが、不出走のアクシデントで後退。長崎が区間賞をつかんだ壮年2区間で追い上げ、累計は届かなかったものの、日間は2位の大村・東彼を19秒差で抑えた。佐世保は1区浦野(MHPS)らの健闘で一時首位に立ったが、後半に失速して日間3位だった。
 対馬が離島勢トップの累計5位。諫早が昨年の9位から6位に浮上し、以下は島原半島、五島、北松・松浦、壱岐、平戸と続いた。
 クラス別表彰のAは大村・東彼、Bは佐世保、Cは諫早が優勝。この結果、来年のAクラスは大村・東彼、長崎、西彼・西海、佐世保、Bは対馬、諫早、島原半島、五島、Cは北松・松浦、壱岐、平戸となった。

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