鉄壁の守備&ピョンテクの決定力! 3位ミランで固まるゲームプラン

ミランのピョンテク photo/Getty Images

ミランの補強は大当たりだったのかもしれない。今冬にジェノアから獲得したFWクシシュトフ・ピョンテクの勢いが止まらない。今節はアウェイでキエーヴォと対戦し、そこでもピョンテクは得点を記録。チームも2-1で勝利を収めた。

何より心強いのは、ピョンテクが少ないチャンスを活かせるストライカーということだろう。キエーヴォ戦もミランは決定機を数多く作ったわけではないが、ピョンテクは一瞬の隙を突いてネットを揺らしている。この決定力はミランを大いに助けており、堅い守備からピョンテクの決定力で決着をつけるスタイルが出来上がりつつある。

伊『Calciomercato』も、「キエーヴォ相手に試合を決めるのにピョンテクは1度のチャンスが必要だった。それまでミランはチャンスを多く作れていなかったが、ポーランドのストライカーの今季19得点目によってミランはアウェイで貴重な勝ち点3を手にした」と決定力を称賛している。

また、アウェイに強いのも特徴的だ。今回のキエーヴォ戦もアウェイゲームだったが、ミランに加入してからはアウェイでのリーグ戦全てで得点を決めている。

次節はインテルとのダービーマッチが控えており、トップ3固めへ重要なゲームとなる。このゲームでも粘り強い守備を軸に戦うことになるはずで、少ないチャンスを活かせるかが1つのカギとなりそうだ。

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