4月に入り、新学期・新年度がスタートした。来月からは元号が令和に変わり、新たな時代に入る。
ここではサッカー界の新時代を担う飛び切りのヤングスターたちを取り上げたい。なお、市場価値は『Transfermarkt』を参考にした。
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ジェイドン・サンチョ
19歳、ドルトムント、イングランド代表FW、市場価値:8000万ユーロ(99億円)
ブンデスリーガに活躍の舞台を移すと、瞬く間に10代最強選手になった秀英ウィンガー。
同僚ロイスもクレイジーと評価した逸材で、この年齢にして市場価値はほぼ100億円に達している。
速い・巧いだけでなく、技術の使いどころを心得ているところがにくい。
チームのなかでしっかり機能できる存在で、もはやブンデスでは活躍するのが当たり前になってきた。1年でのプレミア復帰も噂されているが…。
ヴィニシウス・ジュニオール
18歳、レアル・マドリー、ブラジル代表FW、市場価値:7000万ユーロ(87億円)
ブラジルの至宝、その最新作。2000年生まれのなかで最も才能あるひとりとして期待されてきた。
フラメンゴでの出場がわずか2試合だった時点で、レアルが4500万ユーロで買い取ったほど。そして、スペイン移籍1年目でのブレイクでその価値を正当化してみせた。
左サイドから仕掛けるブラジル人らしい遊び心のあるドリブルは切れ味鋭く、スピードに乗った状態でも質が落ちない。
美しいボールタッチ、運動量まで兼ね備えるが、フィニッシュ精度はまだ課題。ただ、それを習得すれば、本物の化け物になる。
マタイス・デ・リフト
19歳、アヤックス、オランダ代表DF、市場価値:7000万ユーロ(87億円)
弱冠17歳で代表デビューまで果たした怪物DF。現代のセンターバックに必要な能力を全て持っている。
すでに189cm89kgと堂々たる体躯を誇り、強さと高さだけでなく速さまで兼ね備えている。もちろんアヤックスの選手らしく足元も確かで、アグレッシブな守備からの攻撃参加も得意。
代表キャプテンのファン・ダイクもこの年齢ですごいと手放しで賞賛している。来季はきっとビッグリーグに参戦するはず。
カイ・ハヴァーツ
19歳、レヴァークーゼン、ドイツ代表MF、市場価値:6500万ユーロ(81億円)
チーム史上最年少の17歳でトップデビューした天才レフティ。才能豊かなヤングガンズが揃うレヴァークーゼンのなかでも一際輝きを放つ。
186cmと大柄ながらパス、ドリブル、シュートセンス、そして戦術眼を兼ね備えるスケールの大きな選手だ。
そのプレーはとても19歳とは思えない。ベテランのような落ち着きぶりは末恐ろしささえ感じさせる。
ジョアン・フェリックス
19歳、ベンフィカ、ポルトガル代表MF、市場価値:3500万ユーロ(43億円)
あまたの逸材を輩出してきたベンフィカの最新作。ポルトガルの至宝と謳われる天才MFだ。
見た目はまだあどけなく、身長のわりに体格も華奢だが、センスとテクニックは天下一品。10-0で勝利した2月のナシオナル戦では伝説未遂のプレーが話題に。
相手の想像を超えるファンタジーあふれるプレーが魅力だが、飛び出し、パワフルなシュート、キラーパスまで兼ね備えている。
いま見るのが最も楽しい選手のひとりかもしれない。代表デビューはお預けとなったが、女性人気は急上昇中。SNSにヌード写真が送られてくるという嬉しい悩み?も話題に。