人気のフルーツバス停 郵便局の風景印に 諫早・小長井郵便局 15日から使用開始

5種類のフルーツバス停が描かれた小長井郵便局の風景印

 長崎県諫早市小長井町の小長井郵便局は15日から、同町の人気スポット「フルーツバス停」の絵柄入り「風景印」(直径36ミリ)の使用を始める。イチゴ、ミカン、メロン、スイカ、トマトのバス停をあしらった赤茶色のスタンプが「旅の思い出」を彩りそうだ。

 風景印は、郵便局とゆかりのある景色などを描いた消印。県内309局(簡易郵便局除く)のうち、小長井局で127局目。

 近年、町内にある16基のバス停を写真で撮影する若者らが相次ぎ、“バス停”ブームが続く。同局も町のPRに一役買おうと、同町の富田和彰さんの原画を基に風景印を作成した。

 約1カ月前の使用開始発表後、全国から約300件の押印申し込みが殺到。藤山洋敏局長は「町を訪れ、形で残る風景印を押してほしい」と話す。郵送希望者は、62円以上の切手を貼った台紙と返信用封筒(切手付き)を同封して申し込む。

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