ヤンキース快勝 フレイジャーが2本塁打5打点の活躍

【ヤンキース11-4オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ヤンキースは、スランプに陥っていたクリント・フレイジャーが2本塁打で5打点を叩き出す活躍を見せるなど、打線が12安打11得点と爆発。11対4でオリオールズに快勝し、敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでは10連勝となった。ヤンキース先発のドミンゴ・ヘルマンは、球数が多く5回93球3失点(自責点2)で降板となったものの、打線の援護に恵まれて今季9勝目(1敗)。メジャー昇格を果たしたばかりのデービッド・ヘイルは4回1失点の好リリーフでメジャー初セーブをマークした。オリオールズは先発のデービッド・ヘスが3本塁打を浴びて5回9失点の大乱調。今季6敗目(1勝)となった。

ヤンキースは1回表無死一・二塁のチャンスでゲーリー・サンチェスが左中間への14号3ランを放って先制。3回表には二死一塁からジオ・ウルシェラのタイムリー二塁打とフレイジャーの7号2ランでリードを6点に広げた。さらに5回表にはフレイジャーが2打席連発となる8号3ランをセンターへ叩き込み、大量9点をリード。5回裏にスティービー・ウィルカーソンの5号3ランで6点差とされたものの、6回表にグレイバー・トーレスのタイムリーなどで2点を追加し、その後のオリオールズの反撃をヘイルが1点に抑えて11対4で快勝した。フレイジャーは故障者リストからの戦列復帰後、打率.150(40打数6安打)というスランプに陥っていたが、ヘスから2本塁打を放って5打点の大暴れ。4打点を叩き出したサンチェスの活躍も見事だった。

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