HTBがCMO創設 元ユニ・チャーム 佐伯氏就任

 佐世保市のハウステンボス(HTB)は31日、最高マーケティング責任者(CMO)の役職を創設すると発表した。初代CMOには1日付で、元ユニ・チャームC&F事業部長の佐伯博司氏(58)が就く。5月に就任した坂口克彦社長が掲げるマーケティング戦略の強化を担う。
 佐伯氏は香川県出身。関西大社会学部卒。1984年、ユニ・チャームに入社し、ペットケアトイレタリー商品部長やグローバルマーケティング本部企画部長などを歴任した。国内での営業やマーケティングや海外事業での新市場開拓に携わった経験がある。
 坂口社長は就任前の会見で「お客さま、スタッフの声に耳を傾け、組織経営を目指す」と表明。顧客の趣向や動向を情報収集し、分析して得られたデータを、これまで以上に営業や宣伝、商品開発に生かしていくという。

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