酒井宏樹が所属するフランス1部のオリンピック・マルセイユとキットサプライヤーのPumaは21日、2019-20シーズンに向けた新アウェイ&サードユニフォームを発表した。
今回はどちらもかなり独特なデザインが登場したが、それぞれマルセイユに関係のある建造物にインスパイアされている。
Olympique de Marseille 2019-20 Puma Away
NEWアウェイキットはブルーを基調にホワイトの差し色と、定番のカラーコンビネーションが登場。目を奪われるシャツ全面の菱形グラフィックだが、これはホームスタジアム「スタッド・ヴェロドローム」の屋根を支える構造物に触発されたデザインだという。
背面も全面にグラフィックをあしらう。首元にはホームタウンであるマルセイユ市の旗・紋章と同じ“ブルーの十字”をプリントする。
2019年でクラブ創設から120年を迎えるマルセイユ。レプリカユニフォームの左裾には各ユニフォーム共通で、120周年記念のジョックタグが付く。
パンツとソックスもブルーを基調。ソックスには2本のボーダーをあしらい、前面にキャットロゴ、背面にチーム名の略称“OM”が入る。
Olympique de Marseille 2019-20 Puma Third
NEWサードキットはブラックを基調に、エンブレムやメーカーロゴをゴールドで彩る。こちらもアウェイ同様に独特なグラフィックが目を引くデザインとなっている。
グラフィックは肩と袖部分のみにとどめて、それ以外はシンプルにブラック一色。
この不思議なグラフィックだが、これはマルセイユに存在し、現在では街を象徴する建造物「MuCEM(ミュセム)」の外観に触発されたデザイン。正式名称は日本語だと「欧州地中海文明博物館」で、展示内容は地中海文明に関するもの。異種独特な建物は注目の的となっている。
パンツとソックスはともにブラックを基調とし、シャツと同様に差し色にはゴールドを配する。