長崎県産ミカンでタルト SASEBOスイーツフェス

新作スイーツ総選挙で上位入賞を果たした(左から)梶山さん、西さん、長野さん=佐世保市役所

 長崎県佐世保市で6月に開かれた「SASEBOスイーツフェスティバル2019」(実行委主催)で新商品の出来栄えを競う「新作スイーツ総選挙」の上位入賞者が8日、市役所を訪れ、朝長則男市長に受賞作をお披露目した。

 2回目となった今年は6月29、30日に開いた。県内産ミカンの使用を条件とした「総選挙」には12作品が集まった。来場者約1300人と、専門家らの特別審査員の投票で順位を決めた。

 総合1位のグランドチャンピオンには、タルトを出品したジェニュイン(名切町)の西春菜さん(37)が輝いた。和菓子部門はわらび餅を出した梶山製菓舗(大宮町)の梶山剛さん(38)、パン部門は「sweets&school えがお」(大野町)の長野早苗さん(51)が選ばれた。

 受賞作を試食した朝長市長は「甘くておいしい」と高評価。西さんは「受賞はうれしい。ミカンの味が引き立つよう工夫した。地元の素材をもっと活用して、佐世保を盛り上げたい」と語った。

 12作品は全て商品化され、各店舗で販売する。

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