核兵器廃絶や平和訴え行進 佐世保地区労など

核廃絶を訴えるのぼりを手に歩く参加者=佐世保市役所前

 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)の非核・平和行進は1日、佐世保市内であり、佐世保地区労の関係者など約40人が、早岐公園までの約10キロを歩きながら核廃絶を訴えた。
 7日に始まる原水爆禁止世界大会長崎大会に合わせて取り組んだ。6月に沖縄県で始まり、長崎市を目指して九州各県でたすきをつないできた。
 市役所前で開いた集会で、佐世保地区労の樫本洋議長は「平和への取り組みが大事なときを迎えている。長崎から世界に思いをぶつけよう」とあいさつ。参加者は「ストップ核実験」「子どもたちに核のない未来を」などと書いたのぼりや横断幕を手に歩いた。

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