合言葉は「#アイシテルウンゼン」 雲仙市 若手職員企画の写真コン 「インスタ」投稿してね

ポスターを掲げ、投稿を呼び掛ける若手職員=雲仙市役所

 長崎県雲仙市の若手職員らが発案・企画したフォトコンテスト「#アイシテルウンゼン」の募集が、5日から始まる。写真共有アプリ「インスタグラム」で同市の風景や食べ物などを投稿してもらい、発信力の強化を狙う。メンバーは「インスタ映えする雲仙を発掘してほしい」と呼び掛けている。
 市は昨年2月、在職10年未満の若手職員が市長や市幹部に観光振興策などを提言する「若っかもん勉強会」を実施。ここで提案された「若者をターゲットにしたインスタグラムの活用策」をベースに今年6月、各課の垣根を越えた20、30代の9人がプロジェクトチームを立ち上げた。
 募集テーマを「雲仙の休日」と決め、運用方法などを議論。ポスター用の写真はメンバーで手分けして、市内7町を“インスタ風”に撮影して回った。総合窓口課の小田葉月さん(21)は、「若者目線で雲仙の新たな魅力を見つけ、好きになってほしい」と話した。
 応募は、市公式アカウント「unzen_official 」をフォローして、写真にハッシュタグ「#アイシテルウンゼン」と「#雲仙の休日」を付けて投稿する。11月30日まで。過去に撮った写真でも投稿可能で、投稿回数に制限はない。最優秀賞(1人)には市内宿泊券5万円分、優秀賞(2人)に同3万円分、入賞(7人)には市の特産品を贈る。

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