マカオ・コロアンで「双子パンダやエッグタルト」を求めて散策!SNS映えポイントをクローズアップ

マカオといえば大型統合型リゾート(IR)や林立する高層マンション、雑然と並ぶ古いビルといったイメージがありますが、コロアン・ビレッジはかなりのんびり。時を忘れそうなほどのノスタルジーの世界です。マカオ・パンダ館、あの有名なエッグタルトの本店、SNS映えで人気のポイントまでご紹介します。

マカオで「マカオ・パンダ館」に行こう!

散策を始めるのは「マカオ・パンダ館」。マカオ半島にあるバスターミナル「アマラル広場」からバスで40分ちょっとで到着です。そこから歩いてエッグタルトの名店へ。そのままコロアン・ビレッジを歩きます。

かわいすぎる双子のパンダで脳内モフモフする

バスを降りたらすぐにマカオ・パンダ館がある「石排灣郊野公園 (Seac Pai Van Park)」が見えてきます。

入場料を払って中に入ると、がらーんと広い空間。日本のパンダがいる動物園とは比較できないほどの静けさ。暑さを避けて朝早く来たからでしょうか。左のドームに入ります。

2016年6月26日生まれの双子のパンダ、Jian Jian(男の子)とKang Kang(男の子)がワシワシと笹を食べていました。どっちがどっちかはわかりませんが、とにかくかわいい。元気いっぱいです。

画像ではお伝えきれないかわいさを、動画でご覧ください。想像で脳内モフモフしてくださいね。

ジャイアント・パンダ以外にも、レッサー・パンダもいます。彼らも笹を食べるんですね。

顔出しパネルは、実際にはパネルではなくて3D。これはどう見ても4人家族用ですが、ぜひここで1枚!

マカオ・パンダ館

住所:Macao Giant Panda Pavilion, Seac Pai Van Park

電話:+853-2888-0087

開館時間:10:00~13:00(最終入館12:45)、14:00~17:00(最終入館16:45)。月曜休館。月曜が祝日の場合は翌日休館

ジャイアント・パンダ情報センター 10:00~17:00

ギフトショップ 9:30~17:30

入場料:大人10マカオパタカ、12歳以下・65歳以上無料

HP:http://www.macaupanda.org.mo/

エッグタルトの老舗で買って食べてお土産も

「ロード・ストウズ・ベーカリー」はイギリス人の薬剤師アンドリュー・ストウ氏が1989年にオープンしたエッグタルトの名店。ポルトガル旅行中に食べたエッグタルトを自らレシピを起こして作るようになったそうです。

本店のほかにマカオに6店、香港、フィリピン、日本にもフランチャイズ展開しています。ちなみに日本のフランチャイズは「アンドリューのエッグタルト」という名前で大阪、神戸、名古屋、金沢、鹿児島で計11店舗を展開しています。

お店に近づくとだんだんいい香りが漂ってきます。オーブンから焼き立てのエッグタルトが取り出されているところでした。

箱には30周年のロゴが。1個10パタカ(MOP10)です。パタカ(MOP)はマカオの通貨。マカオでは香港ドル(HK$)も使えます。MOPとHK$は等価で使用できます。

隣に併設されたカフェでゆっくりしても良し、お店の向かいにはテーブルやベンチがあって、ここで食べると気持ちよさそうです。

1分歩けば海沿いの小さな公園にもベンチがあって、こちらも木陰に吹く風が心地よさそう。

海沿いの通りにもベンチがあって、こっちも楽しそうです。香港から遊びに来ているグループもおいしそうにエッグタルトを楽しんでいました。

エッグタルト以外に、シンプルながらおいしいとおすすめなのがエッグホワイトケーキ。スライス1枚で6パタカです。

パウンドケーキもクルミ、レーズン、バナナ、オレンジといろいろあって、こちらはスライス1枚で14パタカです。クロワッサンはプレーンが12パタカでした。

お土産なら日持ちするクッキーがおススメ。種類と大きさなどいくつかありますが、例えばジンジャー、アーモンド、チョコレートとピーナッツ、ダークチョコレートとクルミなどの小さなパッケージがそれぞれ32パタカ、大きな詰め合わせは125パタカです。

LORD STOW'S BAKERY (ORIGINAL SHOP)

住所:1 Rua do Tassara, Coloane Town Square, Macau

電話:+853-2888-2534

営業時間:【月〜日】7:00~22:00

HP:https://www.lordstow.com/

カラフルな壁からザビエルの教会まで

海沿いを少し南へ行くと、カラフルな家が。この家々の壁がSNS映えしそうです。

Coloane Village Colorful Walls

住所:4H92+2F Coloane Village

もう少し歩くと見えてくるのが「聖フランシスコ・ザビエル教会」です。そう、日本でキリスト教を布教したあの方の名前が冠された教会で、江戸時代に迫害を受けた日本人殉教者の遺骨が納められているそうです。

聖フランシスコ・ザビエル教会

住所:Rua do Caetano, Largo Eduardo Marques, Coloane

開館時間:9:30~17:30

教会の手前の広場はマーケット。周りの通りまで飲食店などがあります。

小道を巡ってゆっくりのんびり歩く

古くからの狭い道がノスタルジックです。天気が良く、青い空とのコントラストが美しい風景があちこちに。

なんとなく懐かしいような気分にもなるし、昔からのマカオの生活も感じられます。

ここは「美女巷」と言う通りと「老人圏」という通りの交差点。なにか意味があるのかなと考えさせられました。

生活感があって、なんだかホッとするシーンがあちこちに。明るい太陽の下、色彩豊かでポップな写真になりますよ。

まとめ|心がふっと軽くなる感じ

数時間をコロアン・ビレッジで過ごしたら、なんだか心がふっと軽くなるように感じました。小さな家が小道に立ち並ぶ海辺の街は、なんだかほっとさせてくれます。

マカオは都会の喧騒も、自然も、昔からの落ち着いた風景も共存していて、どこへもアクセスが簡単。コロアン・ビレッジにもふらっと出かけてみませんか。

名所はもっとあります。マカオ政府観光局のサイトにまとまっています。

マカオ政府観光局|ノスタルジア・コロアン

協力:マカオ政府観光局 https://www.macaotourism.gov.mo/ja/

[All photos and video by Atsushi Ishiguro]

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