スペイン2部ウエスカとキットサプライヤーのKelmeは8月、2019-20シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。
ウエスカは、マラガとの契約を解除した岡崎慎司を電撃的に獲得。今季はAzulgranas(青と赤)などKelmeのユニフォームを着て、岡崎はクラブの1部昇格を目指す。
SD Huesca 2019-20 Kelme Home
NEWホームキットは伝統のブルーとレッド。1922年に決定したこのチームカラーは、あのFCバルセロナをモデルにしている。垂直ストライプに斜めストライプを絡めたデザインが今季の特徴。
ウエスカは背面方にもスポンサーロゴをプリント。これはホーム、アウェイ、サードの各キットで共通の仕様となる。
SD Huesca 2019-20 Kelme Away
アウェイキットは、ホワイトを基調にレッドクロスをあしらうデザインが近年は定着している。この「白地に赤い十字」は、イングランド代表のユニフォームでも知られる“セントジョージ・クロス”がモチーフだ。
SD Huesca 2019-20 Kelme Third
NEWサードキットには、最も個性的かつ強烈なデザインを投入。騎士がドラゴンを退治する姿をモノクロームで描いた大胆な一着だ。
ここに描かれている騎士は聖ゲオルギオスで、英語ではセントジョージと呼ばれる。神話上の生き物のドラゴンを退治する「ドラゴン・スレイヤー」の伝説で有名な聖人だ。
聖ゲオルギオスはウエスカの地に伝説を残していることから、ユニフォームのデザインに取り入れられている。ちなみに「白地に赤い十字」のセントジョージ・クロスは、聖ゲオルギオスの伝説にちなんだもの。ウエスカ県の旗も、この十字をモチーフにしている。