ブラジル1部コリンチャンスとキットサプライヤーのNikeは6日、2019-20シーズンに向けたサードユニフォームを発表した。
昨季はアイルトン・セナを讃えたデザインが大きな話題を呼んだサードキットだが、今季もユニークなデザインを採用。さらに、意外な仕掛けも隠されている。
Corinthians 2019-20 Nike Third
NEWサードキットは、クラブに忠誠を誓いサポートするファンを讃えたデザイン。スアジアムで応援するサポーターの姿が、シャツ全体にプリントされている。左下には4つのパッチが見られるが、これについては後述。
今季のアウェイキットは特定のサポーター組織を讃えたデザインが注目されたが、サードはより広く「ファン(サポーター)」を対象としたようだ。
コンプリートルックはこのような感じで、全身ブラックで統一。また、選手が実際に着用するユニフォームにはスポンサーロゴをプリントするが、ロゴの色がシャツのデザインと被るため少々見づらい。
ユニフォーム画像に移されていた4つのパッチは、オプションでカスタマイズが可能となる模様。右上はエンブレムデザインに近いロゴマーク。左上の1976と書かれたものは、史上最もアウェイの地にサポーターが押し寄せたというフルミネンセ戦を記念したもの。
そして残り2つは、どちらもサポーターに後押しされて優勝を成し遂げたクラブワールドカップとその開催都市。YOKOHAMA(横浜)の文字も見える。
このサードキットには驚くべき仕掛けが。ブラックライトを当てると、なんとシャツや背番号が部分的に青く光り輝くのだという。
話題多きこの新サードユニフォームだが、残念ながら日本国内で販売の予定はない様子。