レイズ逆転勝利 ワイルドカード争いで単独2位に浮上

【レッドソックス4-7レイズ】@トロピカーナ・フィールド

インディアンスと並んでア・リーグのワイルドカード争いで2位タイにつけているレイズは、4点ビハインドで迎えた4回裏に3本のアーチで6点を奪い、一気に逆転に成功。6回裏にはアビサイル・ガルシアのタイムリー二塁打でリードを3点に広げ、そのまま7対4でレッドソックスを破った。この結果、レイズはワイルドカード争いで首位のアスレチックスとのゲーム差を1.5に縮め、インディアンスに0.5ゲーム差をつけて単独2位に浮上。4番手のオースティン・プルーイットが今季3勝目(0敗)、9番手のコリン・ポーシュが今季2セーブ目をマークした。一方、敗れたレッドソックスは、2番手のボビー・ポイナーが今季初黒星(0勝)。4回表までに4点を先行した打線も、5回以降は無得点に封じられた。

レッドソックスが2回表にマルコ・ヘルナンデスのタイムリー二塁打で先制し、3回表にジャッキー・ブラッドリーJr.のタイムリー二塁打で1点、4回表にラファエル・デバースとJ.D.マルティネスのタイムリーで2点を追加して4点を先行した一戦は、4回裏にレイズが反撃。一死一・三塁から崔志萬(チェ・ジマン)の17号3ランで1点差に迫ると、二死後にブランドン・ロウが同点の17号ソロを放ち、さらに二死一塁からウィリー・アダメスの20号2ランで勝ち越しに成功した。6回裏にはガルシアのタイムリー二塁打でリードを広げ、9人の投手を細かく繋ぐリレーでレッドソックスの反撃をシャットアウト。6年ぶりのポストシーズン進出に向けて一歩前進した。

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