ナショナルズがWヘッダー連勝 ワイルドカード獲得決定

第1試合【フィリーズ1-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
第2試合【フィリーズ5-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナ・リーグのワイルドカード争いで首位に立っているナショナルズは、本拠地ナショナルズ・パークで行われたフィリーズとのダブルヘッダーに連勝し、ワイルドカード獲得が決定した。ナショナルズがポストシーズンへ進出するのは、地区優勝を果たした2017年以来2年ぶり。一方、連敗を喫したフィリーズは、わずかに残っていたワイルドカード獲得の可能性が完全に消滅した。

第1試合は、フィリーズがナショナルズ先発のジョー・ロスの立ち上がりを攻め、1回表一死満塁からジーン・セグーラのタイムリーで1点を先制。しかし、ナショナルズは4回裏にアンソニー・レンドンの犠牲フライで同点とし、6回裏にはレンドンとライアン・ジマーマンのタイムリーで2点を勝ち越した。8回裏には相手投手の暴投の間に1点を追加してリードを3点に広げ、そのまま4対1で逃げ切り。3番手のタナー・レイニーが今季2勝目(3敗)、6番手のダニエル・ハドソンが今季6セーブ目をマークし、フィリーズは4番手のニック・ビンセントが今季4敗目(1勝)を喫した。

フィリーズのアーロン・ノラとナショナルズのマックス・シャーザーによるエース対決となった第2試合は、初回にフィリーズがブラッド・ミラーの9号3ランで先制。3回裏にナショナルズがヤン・ゴームスの12号ソロで1点を返すも、フィリーズは4回表にミラーがこの試合2本目の一発となる10号ソロを放ち、リードを3点に広げた。しかし、ナショナルズは4回裏にゴームスの犠牲フライで2点差に迫り、6回裏には二死満塁からトレイ・ターナーが逆転の18号グランドスラム。その後、7回表に2番手のハンター・ストリックランドがブライス・ハーパーに34号ソロを浴び、1点差に追い上げられたものの、なんとか1点のリードを守り抜き、ワイルドカード獲得を決めた。シャーザーが今季11勝目(7敗)、4番手のハドソンはダブルヘッダー2試合連続となる今季7セーブ目をマーク。一方のノラは今季7敗目(12勝)を喫し、自身4連敗となった。

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