ストラスバーグ好投で今季18勝目 自身初の250K達成

【フィリーズ3-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

すでにポストシーズン進出を決め、第1ワイルドカード獲得を目指すナショナルズは、先発のスティーブン・ストラスバーグが6回92球を投げて被安打4、奪三振10、無四球、失点1という安定したピッチングを披露。フィリーズを6対3で破り、フィリーズ5連戦をスイープするとともに、ワイルドカード争いで首位の座をキープした。好投したストラスバーグは、自身初のシーズン250奪三振を突破し、リーグ単独トップとなる今季18勝目(6敗)をマーク。3点リードの最終回を無失点に抑えた5番手のダニエル・ハドソンには今季8セーブ目が記録された。一方、敗れたフィリーズは、先発のジェイソン・バルガスが5回途中6安打5失点(自責点4)で今季9敗目(7勝)。連敗は6に伸び、借金生活(79勝80敗)に突入した。

初回にアズドゥルバル・カブレラの犠牲フライでで先制したナショナルズは、2回裏にマイケル・A・テイラーの1号ソロで2点目。4回表にストラスバーグがセザー・ヘルナンデスに13号ソロを浴び、1点を返されたが、5回裏には一死満塁からヤン・ゴームスの押し出し四球と暴投、捕逸で3点を追加し、リードを4点に広げた。さらに7回裏にはカブレラがダメ押しの18号ソロを放ち、その後のフィリーズの反撃をアンドリュー・ナップの2号2ランによる2点のみに抑えて6対3で逃げ切り。ワイルドカード2位のブリュワーズとは1ゲーム差となっており、ナショナルズは第1ワイルドカードの座を死守すべく、レギュラーシーズンの最終カード(インディアンスとの3連戦)に臨む。

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