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10月1日、ヤマハ・モーター・ヨーロッパは2020年シーズンのスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦するパタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチームのライダーラインアップを発表。トプラク・ラズガットリオグルがカワサキから移籍し、マイケル・ファン・デル・マークは継続参戦となる。
ラズガットリオグルは、2018年からカワサキのZX-10RRを駆りスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦している22歳のトルコ人ライダーだ。
今シーズンはインディペンデントチームのターキッシュ・プセッティレーシングから参戦し、第11戦フランスラウンド終了時点で2勝をあげ、表彰台は10度獲得している。
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2019年はさらに、鈴鹿8時間耐久ロードレースでKawasaki Racing Team Suzuka 8Hから参戦し優勝を飾った。
今年調子をあげているラズガットリオグルだが、2020年からヤマハに移籍し、先日ヤマハ離脱を発表したアレックス・ロウズの後任としてパタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチームでヤマハYZF-R1を駆ることに決まったとヤマハ・モーター・ヨーロッパは発表した。
チームメイトは、来季パタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチームで4年目のシーズンを迎えることになるファン・デル・マークだ。
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オランダ人のファン・デル・マークは、2015年にホンダでSBKに参戦し、2017年からヤマハに移籍。今季は、これまで優勝1度、表彰台は8度のぼっており、来季も同チームから継続参戦する。
ラズガットリオグルとファン・デル・マークの布陣で2020年シーズンに挑むパタ・ヤマハ・オフィシャル・ワールドSBKチーム。来季のSBKライダーラインアップが続々と決定しており注目が集まる。
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ヤマハ・モーター・ヨーロッパのエリック・ドゥ・セーヌ社長は、「トプラク・ラズガットリオグルは、SBKで最もエキサイティングで若いライダーであり、2020年に彼がヤマハでレースすることはハッピーであり誇りに思っている」と以下のようにコメントしている。
「今年のトプラクの進歩を考えると、SBKでは2番手にすぎない。だが、彼には驚異的な才能があるのは明らかで戦う精神もある。来シーズンチームメイトになるマイケル・ファン・デル・マークのように、レースではいつも何かを少し発見して、障害を乗り切るため限界までプッシュする準備ができているライダーだ」
「私はマニクール・サーキット(フランスラウンド)で、彼が6列目グリッドからSBK初優勝を果たすのをはっきりと見た」
「また、今シーズンにヤマハがライバルとコース上でギャップを縮めたことを確認したし、トプラクがヤマハYZF-R1を2020年に乗ることを楽しみにしている」
「マイケルとトプラクとともに、私たちは最も強いチームのひとつであり、来年SBKのグリッドで最もダイナミックなライダーラインアップになると思う」