延期分のラ・リーガ第10節が18日に開催され、バルセロナとレアル・アドリードによる“エル・クラシコ”が実現した。
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10月26日に予定していたものの、カタルーニャ独立運動によるデモが過激化し延期となっていたクラシコ。同じ勝ち点での天王山は、バルサがリオネル・メッシやルイス・スアレスがスタメンに名を連ねたのに対し、レアルもカリム・ベンゼマやガレス・ベイルなど決戦に相応しく両チームの役者が揃った。
【ラ・リーガ】激戦必至の“エル・クラシコ”! 同率勝ち点は09-10シーズン以来初に
最初に決定機を迎えたのはアウェイのレアル。17分にショートコーナーからダニエル・カルバハルがクロスを供給すると、カゼミーロがヘディングシュートを放つ。GKの逆を突いたボールは、ジェラール・ピケがゴールライン上でクリアし事なきを得る。するとバルサにもチャンス到来。30分にGKのクリアボールに反応したメッシがダイレクトで狙うものの、クラシコ最多出場記録を樹立したセルヒオ・ラモスが間一髪のところで防ぐ。
【ラ・リーガ】メッシがいればレアルに負けない⁉ クラシコで圧倒的数字を残す“レコードキング”
両者一歩も譲らない展開の中、72分にフェルラン・メンディのクロスからベイルが右足でネットを揺らす。ついに先制かに見えたが、直前のプレーでメンディがオフサイドだったと判定されノーゴールに。結局、今シーズン最初のクラシコは2002年以来およそ17年ぶりのスコアレスドローに終わった。