劇団EXILE・小野塚勇人と佐藤寛太がサンタ衣装でサプライズプレゼント!!

東京スカイツリータウンの「テレ東冬のあったかパーク」で、テレビ東京系の連続ドラマ「カクホの女2」に出演していた劇団EXILEの小野塚勇人と、同じく劇団EXILEに所属し、同系で2020年1月24日からスタートする寺島進主演「駐在刑事 Season2」(金曜午後8:00)に出演する佐藤寛太によるスペシャルトークショーが行われ、お互いのドラマの感想や撮影現場の裏話などを披露した。

本イベントは、同系の「金曜8時のドラマ」枠の2番組のバトンタッチと、少し早めのクリスマスパーティーとして開催されたもので、小野塚と佐藤はサンタクロースの衣装で登場。冒頭でお互いに小籠包を食べさせ合う撮影会からスタートした。同じ金曜日の枠のバトンタッチのアドバイスとして小野塚は「だから、小籠包に気をつけてということですね。今、まさに身をもって教えたことなので(笑)。しかも同じ刑事役ということになりまして、でも、金曜8時の枠はSeason2ですし寛太の方が先輩なんです」と佐藤に水を向けると、佐藤は「そうなんですよ。だから逆に何を小野塚さんに教えてやろうかなと思ったんですけど、アドバイスする間もなく、いつの間にか撮影が終わってたんですよ」とがっかりした様子。

さらに小野塚は、「カクホの女2」に寺島がカメオ出演した時のことを振り返って「最終回にかかって寺島進さんにもお会いできて、同じシーンをやらせていただいて。プロデューサーの方にも『いつも寛太がお世話になってます』とごあいさつしたんですけど、本当だったら『いえいえ、とんでもないです』とか言うんですけど、『駐在』のスタッフさんは、本気で『お世話してます』と言ってました(笑)」と明かした。

それぞれドラマで刑事役を演じている2人。役づくりで気をつけていることについて、佐藤は「僕の役が記憶力がすごくいい役で、事件の説明をする時に手帳を見られないんですよ。他の先輩たちは手帳に書いたりしているんですけど、僕はすべての状況を分かったようにしゃべらないといけなかったので、必死で台本を“寿限無”みたいに覚えてました(笑)」と苦労したよう。

一方、小野塚が「結構コミカルというかかわいげのある役だったので、どうやったらかわいらしさが出るかなとか。どうやったらモテるかなとか、どうやったら人気出るかなとか…」と話すと、佐藤が「じゃあ、あまり役づくりいらなかったんですね」とツッコみ、「うん。外的要因なことばかり考えてた(笑)」と会場を沸かした。

続けて小野塚は「でも、刑事の専門用語みたいなものがあるじゃないですか。俺もメモにめっちゃ書いてました。実際に事件があったら、どうやって書くかとか確認しながら書いた方がリアルかなとか。警察手帳も用意してくれてたんですけど、一度も『警察です』と言って見せるシーンがなかったんです。ずっと麻生祐未さんと電話してるシーンが多くて。これ、電話してるだけで終わっちゃうんじゃないかって(笑)。その電話のシーンは熱量が違わないように気をつけてましたね」と回想した。

名取や寺島など共演者とのエピソードについて、小野塚は「名取さんから毎日差し入れをしていただいて。お忙しいのにいつ作ったのか、スタッフさん全員にも結構な量なんだけど、本当に毎日のように出してくれて、すごい人だなと思ってます。手作りですごくおいしいんです」と名取を称賛。佐藤も「僕らは炊き出しとか多くて、寺島さんが毎回キムチと梅干しを持ってきてくださるんですよ。チームの仲が良くて、昼はみんなで寺島さんの周りに集まってメシ食うことが多かったですね。すごくいい現場でした、本当に」とお互いの座長をリスペクト。

撮影現場での裏話について「僕は割と署内とか中のシーンが多かったので、そのセットでずっと撮るから、今、何の事件を扱っているのか時々分からなくなることがあって」と小野塚が話すと、佐藤も「分かります。1話撮って、4話撮って、5話撮ってみたいな。それで、いろんな犯人が来ていろんな取り調べして。誰が何の事件を犯したのか分からなくなってきますよ(笑)」と同調。さらに小野塚は「そう。俺も最終的に麻生祐未さんに何で怒ってるのか分からなくなる(笑)。この時に起こっていることと、これは別の次元のことなので。同じ電話のシーンだけで撮ると分からなくなったり。3話目の方よりも1話目で超キレてるみたいな(笑)。そういうところが難しかったりしました」と明かした。

佐藤は「僕はこれから放送なので、ぜひ見てほしいんですけど。僕がずっと寺島さんにしゃべってるだけの長回しのシーンがあって、1分くらい僕がひたすらしゃべってるんじゃないかな。そのカットを僕7テイク、ミスやって。毎回、同じところでカムんですよ。ツボみたいなところがあって。ワンカットだからうまくやれば一発で終わるんですけど。見ればすぐ分かります『これやな』って(笑)」と気になる見どころをアピールした。

最後にクリスマスの過ごし方を聞かれ、佐藤が小野塚に向かって「現実のクリスマスは僕ら一緒ですもんね」と言うと、小野塚も「今、舞台の稽古に次ぐ稽古中だからね」と話した。続けて佐藤が「子どもの頃のように親からプレゼントがもらいたいですね」と懐かしそうに答えると、小野塚は「俺はクリスマスだからといって、この26年間の人生で特別何かをやったという思い出がないんですよ。『クリスマスだ!』ってイルミネーションの奇麗なところに行ったりとか」と言うと、「その格好(サンタの衣装)でよく言えますね(笑)」と佐藤がちゃかすと、小野塚は「これ、私服だから(笑)」と返し、息のあったコンビネーションの良さを見せた。

さらに、2人は場内を歩いて回り、来場者全員にサプライズクリスマスプレゼントの手渡しが行われ、会場のファンを喜ばせた。

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