ツバキ名花 切手に 五島で国際会議、サミット記念 日本郵便

国際ツバキ会議と全国椿サミットの五島大会を記念したオリジナルフレーム切手を、野口市長(手前)に贈呈した濱村局長(奥左)ら=五島市役所

 日本郵便九州支社は31日から、2、3月に長崎県五島市で開催される「国際ツバキ会議」と「全国椿サミット」を記念したオリジナルフレーム切手を販売する。五島発祥の世界的な名花「玉之浦」や、教会や海を背景にしたツバキの写真などがあしらわれている。
 84円切手10枚のセットで1330円。千部用意し、同市と新上五島町の郵便局計31カ所、大会会場の出店ブース、インターネットで販売する。
 国際会議は国際ツバキ協会などが隔年で開き、同市では初開催。世界の研究者や愛好家らが研究発表や交流をする。また全国サミットは、ツバキやサザンカを自治体の花木にしている市などが持ち回りで毎年開き、同市開催は2005年以来2回目となる。
 日本郵便五島地区連絡会の濱村春吉統括局長らは21日、市役所に野口市太郎市長を訪ね、切手のレプリカを贈呈。濱村局長は「五島のツバキが世界に発信されるよう願っている」とあいさつ。野口市長は「大会を訪れる人の記念品にぴったりで、五島のPRにつながる」と感謝した。

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