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赤十字国際委員会(ICRC)のレジス・サビオ駐日代表が23日、長崎市役所を訪れ、田上富久市長と被爆75周年に向けた取り組みについて意見を交わした。
サビオ氏は、ICRCが16の国と地域の20~35歳、約1万6千人を対象に実施したアンケートで、約8割が「核兵器は使われるべきでないという強いメッセージを出すべき」と考えていると説明。「若者の強いメッセージを長崎という特別な場所で長崎の声と合わせて世界に伝えていくことが大事だ」と述べた。
田上市長はICRCは市にとって「大切なパートナー」とし、「お互いがそれぞれネットワークを持っている。力を合わせれば核兵器のない世界の実現に向けたより大きな力になる」と語った。