トレード続報 ピーダーソン&ストリップリングがエンゼルスへ

日本時間2月6日午前10時半時点で、ドジャース、レッドソックス、ツインズによる三角トレード、ドジャースとエンゼルスのトレードはいずれも正式発表されていない。ドジャースが若手内野手のルイス・レンヒフォ、エンゼルスが長距離砲のジョク・ピーダーソンを獲得するトレードには続報が入っており、エンゼルスが先発もリリーフもこなせる便利屋右腕のロス・ストリップリングを獲得する見込みであることが明らかになった。

当初、ドジャースとエンゼルスのトレードはピーダーソンとレンヒフォの1対1の交換になると見られていた。しかし、ESPNのジェフ・パッサンが複数の選手を含むトレードに発展していることを報じ、エンゼルスはピーダーソンのほかに「メジャーの先発投手1人」と「プロスペクト1人」、ドジャースはレンヒフォのほかに「プロスペクト1人」を獲得する見込みであることが伝えられていた。

そして日本時間2月6日、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールは、エンゼルスがピーダーソンとストリップリングを獲得し、ドジャースにはレンヒフォのほかに「プロスペクト2人」が移籍する見込みであることを伝えている。前日にパッサンが報じたトレードの内容から多少の変化があり、ナイチンゲールによると、トレードに含まれる交換要員はまだ流動的であるという。

現在30歳のストリップリングは、2018年にオールスター・ゲームに選出されたように、先発ローテーションの一角を担うだけの実力がある投手でありながら、ドジャースのチーム事情もあって先発とリリーフを兼任するシーズンが続いていた。昨季は先発で15試合、リリーフで17試合に登板して合計90回2/3を投げ、4勝4敗、3ホールド、防御率3.47、93奪三振をマーク。エンゼルスでは大谷翔平、アンドリュー・ヒーニー、グリフィン・キャニング、フリオ・テーラン、ディラン・バンディとともに先発ローテーションを形成することになりそうだ。

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