石垣一文字 遠征

 石垣の釣りクラブのフィードマンを中心に宮古島と石垣島の釣りクラブ、そしてユーチューバーのサーターBOYSが懇親を兼ねて石垣島で釣りをすると連絡が入った。3月14日から2泊3日で石垣島に取材に出掛けた。14日は歓迎会があった。

 翌日から石垣一文字でフカセ釣りや大物狙いのぶっ込み釣りでガーラやタマンの大物を狙った。フカセ釣りではトカジャーなどがヒットするも2メートルのサメに横取りされたりしたが、45~48センチのトカジャーがポツポツ釣れ、4キロと5キロオーバーキのマクブが釣れた。 竿(さお)を立てかけておいて主が他のメンバーのところに行っていた間、午後4時10分に大物がヒットした。急ぎサーターBOYSの一志涼平さんがファイトすることに。磯から22キロの磯マグロを釣り上げた経験のある一志さんだが、初めてのロウニンアジの強い引きに苦戦した。案内役の下里肇さんのアドバイスもあって、6分後には16キロのロウニンアジが釣れた。

 日中にこれだけ釣れたのだから、夜は入れ食いになると期待したが、フィードマン宮古支部の菰田眞紀さんが77センチ、5.5キロのウムナガーを釣ったほか、62センチと52センチのタマンが釣れたのみに終わった。石垣島の豊かな自然と島の釣り人の熱い思いに感動させられた。渡船なみ丸(電話)090(5025)5599 大城船長

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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