レジ通過者300万人突破 直売所「平戸瀬戸市場」

レジ通過者300万人目となり目録を手にする島田さん(左から2人目)と森さん(同3人目)=平戸瀬戸市場

 平戸市田平町の平戸産品直売所「平戸瀬戸市場」のレジ通過者が17日、300万人を突破。地元で養殖された重さ約1.7キロの「平戸なつ香タイ」などの記念品が、300万人目となった佐賀県伊万里市の飲食業、島田優子さん(62)と主婦、森恵子さん(71)に贈られた。
 2012年にオープンした同市場は、市内の生産者らでつくる「平戸瀬戸市場協同組合」(398人)が運営している。地元の鮮魚やかまぼこなどの水産加工品が人気で、18年度売上高は約9億1千万円。
 島田さんと森さんは職場の元同僚。レジ通過後にかねが鳴り、濵道清市組合長(73)らが祝った。島田さんは「平戸が好きでよく立ち寄るが、驚いた」。森さんは「とにかくうれしい」と笑顔を見せた。
 濵道組合長は「今後も生産者と一丸で、皆さんに愛される店づくりにまい進したい」と話した。

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