国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に登録された人吉市策定の「球磨川・人吉地区かわまちづくり計画」の登録証伝達式が25日、市役所であった。
同省によると国、自治体、住民が一体で河川整備とまちづくりを進める制度。市は、球磨川下り発船場から下流約1・5キロ区間で人吉城跡の川岸や中川原公園周辺など計7カ所を整備する計画を示していた。同省は河床掘削などに取り組み、市は案内板や街灯などを整備する。
登録証を受け取った松岡隼人市長は「住民の川への親しみがさらに強くなると思う」と話した。2021年度にも予算化する。白川を活用した熊本市の計画と同時の登録で、県内は11カ所目。球磨川水系では4カ所目。(小山智史)
熊本日日新聞 2020年3月26日掲載