画像は『心のブレーキを外す。: 「限界の正体」を知り、「思い込みの檻」から抜け出す法』より
Twitterがたびたび炎上することで知られる元陸上選手で現在はスポーツコメンテーターの為末大さん(41)が、またまた炎上発言したことが話題となっています。
為末さんは緊急事態宣言が発令された次の日である4月8日、自身のTwitterにて日本経済新聞が報じた「朝の山手線、乗客者35%減どまり 接触8割減に現状遠く」という記事のリンクを貼りながら「出勤しちゃうんだ」とツイート。
この、出勤する人たちへの“上から目線”なツイートに違和感を抱いた人は多かったようで、このツイートへのリプ欄には
「出勤しちゃうんだって……通勤電車内ででこのツイートを見てしまい、批判されているような、無能扱いされているような、そんな気持ちになりました」
「来月どうやって生きてけばいい? って人が日本にどれだけいるか知ってても、出勤しちゃうんだなんて言うんですか?」
「休業補償ありませんもの。命懸けで出勤でしょう」
「『しちゃう』じゃない『させてる』企業が問題なんだろ」
といった反論が続出。
またネットでも、
「想像力が乏しいですね…私達の暮らしを支えてくださっている方々に感謝です」
「みんな仕方なく仕事を続けてるのにこの言い方はないな」
「看護師なんでコロナ陽性なるまで仕事ですよ!!」
「感謝こそすれこういうこと言えてしまう頭の悪い人にはなりたくない」
といった批判の声が続出していました。
このように現在、為末さんは大炎上しているわけですが、実は為末さんは昨今、Twitterにてこの炎上を予言するような発言をしていたのです。
というのも2019年10月28日、為末さんはTwitterにて「昨今の炎上などを見ていると、友人の多様性が足りないことでバランスを欠いていることに気がつけない例が多いように思う」とツイート。
まさに今回の炎上騒ぎは、為末さんが“出勤して世の中を支えている人たち”という多様性を理解していないことで、“バランスを欠いていることに気が付けない”ためにしてしまった発言により起こったと言えましょう。
期せずして、自分のツイートをそのまま体現した形となった為末さん。まさにスポーツ界屈指の“炎上系ツイッタラー”としての面目躍如を果たすことができた、と言えそうです。(文◎小池ロンポワン)