東彼杵3小に手作りマスク 東彼商工会青年部と女性部の各支部

児童に布マスクを手渡す中原会長(左)=千綿小

 東彼商工会青年部と女性部の各東彼杵支部は17日、新型コロナウイルス感染予防に役立ててほしいと、東彼東彼杵町内の3小学校の全児童に手作りの布マスクを贈った。
 両支部の会員や家族が今月上旬からマスク作りに取り組み、町立彼杵、千綿両小と私立校のながさき東そのぎ子どもの村小の全児童に配る計464枚を約2週間で仕上げた。町内で開業する縫製業者「縫製場 わ」が材料の調達やマスク作りの指導で協力した。
 商工会青年部の中原康尊会長らが各校を訪れ、児童に手渡した。千綿小6年の坂田篤君(11)は「心を込めて作ってもらったマスクを使い、感染予防に努めます」とお礼を述べた。町内の生産者からうがい用のそのぎ茶葉6キロも各校に贈られた。

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