新型コロナウイルスの影響で仙台のキャバクラ店経営(株)アライバルが破産申請

 (株)アライバル(TSR企業コード:014895064、法人番号:4370001025724、登記上:仙台市青葉区国分町2-10-14、設立2015(平成27)年5月、資本金100万円、玉澤至社長)は4月15日、仙台地裁へ破産を申請した。申請代理人は中野竜河弁護士(シチズンシップ法律事務所、同市青葉区一番町1-16-23、電話022-796-7647)。
 負債は現在調査中。

 業界で経験を積んだ玉澤社長が、飲食店などの経営を目的に設立。東北随一の繁華街である仙台市青葉区国分町で、クラブ「アバンティ」と、ラウンジ「グロワール」の2店舗を運営していた。しかし、同業者との競合など経営環境の厳しさから、業績は伸び悩んでいた。
 こうしたなか、新型コロナウイルス感染拡大に伴う自粛ムードの広がりから客足がさらに遠のき、先行き業績好転の見通しが立たず、今回の措置となった。

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