新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、川崎市は30日、60代と80代の女性2人の感染を新たに確認したと発表した。ともに軽症。市発表の感染者数は累計で238人となった。
市によると、多摩区に住む80代女性は3月28日に発熱し、川崎区の川崎協同病院に入院。同病院では、同じ病室に入院していた男性患者3人が陽性と判明(うち1人は死亡)しており、女性も同じフロアに入院していた。市や同病院は院内感染の疑いがあるとして、濃厚接触者の特定とPCR検査を進めている。
また、高津区の60代女性は東京都内の保育所に勤務。勤務先ではこれまで感染者は確認されていなかったという。