【新型コロナ】県内新たに13人感染 病院内で相次ぐ

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県内で7日、男女13人の感染が新たに確認された。うち4人は感染経路不明。院内感染があった病院での感染者が相次ぎ、県警鉄道警察隊員の感染も明らかになった。

 横浜市では10~80代の男女7人の感染が判明した。鉄道警察隊員は同市在住の30代男性で、感染経路は不明。院内感染が起きている聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(旭区)の20代看護師、クラスター(感染者集団)が発生した菊名記念病院(港北区)で感染した医師に外来受診した男性の母親(80代)の感染も確認された。いずれも軽症。

 県所管域の感染者は5人で、小田原市の80代女性は同市立病院の入院患者。同病院の院内感染は19人になった。大和市の40代女性はクラスターが起きた横浜甦生(こうせい)病院(横浜市瀬谷区)勤務の看護師という。

 相模原市でも、北里大学病院(南区)の40代男性医師1人の感染が確認された。既に感染が判明している同病院の30代男性医師の濃厚接触者で、最初の検査では陰性だった。

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