慶大、最大40万円の奨学金詳細を発表 約1300名を採用予定

義塾は8日、慶應義塾大学修学支援奨学金 2020年度(春)の募集要項を発表した。給付金額は最大年額40万円となっており、1日に長谷山彰塾長が発表した経済支援の一環だと考えられる。

採用人数はおよそ1300名を予定。給付金額は「申請者の経済状況を総合的に判断し、義塾が認定する額」としており、最大で年額40万円だ。参考として、2019年度の修学支援奨学金の支給額は平均年額31.2万円だという。 郵送により申請可能で、申請締切は第1回が5月22日(金)、第2回が6月5日(金)で、それぞれ必着となっている。

また、以下のすべてを満たしていることが申請資格となっている。

  • 学部生および大学院生(私費外国人留学生を含む)
  • 卒業(修了)する意思を強く持ち、そのための努力を怠らない者
  • 以下のいずれかの理由により、学費に充てる資金の確保が困難であり、学業の継続に支障をきたしている者

(ア)新型コロナウイルス感染症拡大の影響により家計支持者の収入が大幅に減少した

(イ)(ア)には該当しないが、経済状況が急激に悪化した

(ウ)家計が困窮した状態が継続し、解消される見込みがない

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