一時預かり事業への補助170万円過少交付 大村市

 大村市は5日、認定こども園の一時預かり事業に対する2018、19年度の補助金について、4施設で計約170万円を過少に交付していたと発表した。
 5月29日に担当職員が19年度の補助金の実績報告を国のオンラインシステムに入力していた際、実際に交付した額が合致しないことに気付き発覚。過去の分も調べ、18年度分にもミスがあったことが分かった。別の職員が18年度に表計算ソフトで作成した計算式に誤りがあったことが原因。
 対象の施設には5日、謝罪し、今後不足分を支給する。市こども政策課は「補助金業務の際は交付要綱や様式などを確認した上で取り組み、再発防止に努める」としている。

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