在来線特急 通常ダイヤに JR九州が19日から

 JR九州は8日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用減を受けて一部運休している在来線特急について、19日から通常ダイヤで運転すると発表した。
 県を越える移動の自粛が段階的に緩和されることなどを踏まえ判断した。
 本県関係では、3月20日以降全便運休している特急ハウステンボス(博多-ハウステンボス)が運転を再開。19日からは平日1日当たり10本走る。一部運休の特急かもめ(博多-佐賀・長崎)は平日1日当たり44本から54本に、特急みどり(博多-佐世保)は24本から32本になる。ただ、臨時列車では運休を継続する便もある。19~30日の間で特急かもめは臨時列車全16本を、特急ハウステンボスは臨時列車の一部計24本を引き続き運休する。
 ほとんどの観光列車も19日から運行を再開する。佐賀-長崎-佐世保コースの運行を予定し6月全便運休となった「或(あ)る列車」は今後の運転計画が決まり次第発表する。豪華寝台列車「ななつ星in九州」は、乗車人数を最大8組16人に制限するなどの対策をし、7月14日出発分から再開する。

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