優雅で芳醇な阿波の民謡集「阿波百景」発売!カセットテープのみで発売された貴重な音源からリマスタリング!

[ぞめき」シリーズ、 「阿波の遊行」など、 近年精力的に阿波踊りのレコーディングと発掘を続けている久保田麻琴がセレクト&リマスタリングした、 阿波民謡集の決定盤ともいえるCDが7月22日に発売になる。

基になったのは、 鳴門出身の現代舞踊家で膨大な徳島の民謡のフィールドワークを続けた檜瑛司氏が監修し、 1988年に現地録音され、 当時カセットテープのみで発売された貴重な音源。 ここから久保田麻琴が選りすぐったトラックをリマスタリング。

さらに伝説の阿波の歌い手・お鯉の1931年初レコーディングの音源「徳島風景」「徳島盆踊り唄」など、 阿波の民謡を語る上で欠かせない重要な音源を収録。

ブックレットには「ニッポンのマツリズム」などの著書で知られる大石始氏による解説も掲載される。 各地の阿波踊りの中止が発表されているなか、 阿波の音楽文化の神髄に触れるための格好の一枚となるだろう。 また、 檜瑛司の30年に及ぶ民俗芸能の調査で撮られた魅力的な写真の数々を収めた書籍「阿波の遊行」も7月17日に河出書房新社より発売が決定している。

久保田麻琴 コメント

極太でツヤツヤ、 民謡を超えるリアルな歌と律動。 これらが即興を交えながら歌われ踊られた阿波の国に想いをはせよう。 最古の阿波踊り録音の他、 優雅で芳醇な音源の数々をお楽しみください。

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