県議会議運委が災害対策協設置 来週にも現地視察

 6日から続く記録的大雨を受け、長崎県議会議会運営委員会は8日開き、議運メンバーで構成する「大雨災害対策協議会」を設置。来週以降、被害が大きかった地域の現地視察を実施することを申し合わせた。
 議運では県側が各地の被害状況を報告。避難所では新型コロナ感染対策で収容人数を絞ったため、避難者が定員を超えるところもあった実態を受け、委員からは「災害協定を結んでいる旅館などの宿泊施設を活用するべき」との意見が上がった。県は「今回は市町から協定の活用についての話は上がっていない。今後は活用するよう周知したい」とした。

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