【新型コロナ】横浜で14人感染 特別支援学校教員も 区別発生状況公表

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は17日、10~60代の男女14人の感染が新たに判明した、と発表した。11人が軽症、3人が無症状で、6人の感染経路が不明という。

 市立特別支援学校非常勤教員の20代女性が感染した。7日の帰宅後に発熱したが、平熱に下がったため、10日と13~16日に出勤。鼻づまりのために16日に耳鼻科を受診し、抗原検査で感染が確認された。女性は食事の介助や身体の介護などを担当。市は17日は臨時休校とするとともに、濃厚接触者について調べている。

 市内の高校に通う10代の女子生徒も感染した。後に陽性と分かった都内の知人と接触していた。11日から学校を休んでおり、校内に濃厚接触者はいないという。

 自営業の40代男性は妻の感染が既に判明。息子で10代の男子高校生の感染も確認された。30代と50代の男性会社員、20代女性の計4人は都内の職場の同僚が感染した。

 また市は、17日に公表した女性患者の1人が、集団感染が起きた東京・新宿の劇場で行われた舞台を複数回、鑑賞していたと発表。20代の女性保育士が感染した市内保育園の園児、職員計40人は検査の結果、全員陰性だったことも明らかにした。

 市が17日までに発表した患者の区別住所地は、次の通り(毎週金曜日に更新)。

 鶴見区=53人▽神奈川区=37人▽西区=24人▽中区=54人▽南区=31人▽港南区=34人▽保土ケ谷区=37人▽旭区=72人▽磯子区=26人▽金沢区=32人▽港北区=54人▽緑区=34人▽青葉区=60人▽都筑区=31人▽戸塚区=39人▽栄区=6人▽泉区=34人▽瀬谷区=52人▽市外=61人

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