松浦佐々道路など早期完成を求める 県西九州道期成会が決議

松浦佐々道路などの早期完成を求める決議を採択した総会=平戸市岩の上町、平戸文化センター

 長崎県西九州自動車道建設促進期成会(会長・中村法道知事)の総会が16日、平戸市内であり松浦佐々道路(19.1キロ)と伊万里松浦道路(17.2キロ)、伊万里道路(6.6キロ)の早期完成を求める決議を採択した。
 期成会は県と関係9市町の自治体、議会、経済団体などで構成。佐賀県武雄市から本県を経由し、福岡市を結ぶ全長約150キロの西九州道は、7割超の約110キロが供用されている。
 総会には関係者ら約60人が出席。政府、国会への要望活動などを盛り込んだ本年度予算、事業計画を決めた。決議にはこのほか、佐々インターチェンジ(IC)-佐世保大塔ICの4車線化整備促進、安定的な道路関係予算の確保などが盛り込まれた。

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