イッキに格好良くなった! 12代目トヨタ カローラが2020年上半期も販売台数2位にランクイン

(左)トヨタ 新型カローラツーリング(ワゴン) HYBRID S[FF]/(右)トヨタ 新型カローラ(セダン) HYBRID W×B[FF]

2019年9月にフルモデルチェンジした12代目カローラ

カローラ, カローラツーリング
カローラ, カローラツーリング

2019年9月にカローラ(セダン)とカローラツーリング(ワゴン)がフルモデルチェンジ。前年6月に先行デビューしたカローラスポーツ(ハッチバック)と合わせ、12代目のカローラシリーズが完成しました。低重心かつスポーティなフォルムで、先代モデルとは大きくイメージが変わっています。

パワートレインは、1.8リッターハイブリッド、1.8リッターガソリン、そして1.2リッターターボの3タイプ。世界共通の新開発TNGA GA-Cプラットフォームを採用。老若男女問わず誰でも乗って楽しめるよう、走りの安定感と運転のしやすさを磨きました。

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さらに、カローラとカローラツーリングは日本向けにボディを縮小。3ナンバー化し従来モデルよりはボディサイズは大きくなったとはいえ、ドア開口部の角度や左右のミラー幅、最小回転半径などは先代同等とするなど、日本の狭い道路環境でも扱いやすいよう専用設計されている点も、ロングセラーらしいきめ細やかな配慮が感じられます。

スマホ利用を前提に割り切ったディスプレイオーディオを採用

ディスプレイオーディオにはナビキットの追加も可能,
ディスプレイオーディオにはナビキットの追加も可能,

インテリアでは、国内向けトヨタ車初採用となるディスプレイオーディオを全車標準装備。スマホ利用を前提に割り切ったオーディオシステムの構築は画期的でした。その後、他のトヨタ車にも続々と搭載されています。

安全面では、予防安全パッケージ“Toyota Safety Sense”を標準装備化。自転車や夜間の歩行者にも対応する最新版です。プラットフォームを一新したことで、衝突安全技術も格段に向上しています。

全方位で配慮が行き届いたカローラシリーズ

2018年に先行導入されたカローラスポーツ, 日本導入に期待がかかるカローラクロス
2018年に先行導入されたカローラスポーツ, 日本導入に期待がかかるカローラクロス

このように、全方位でユーザーの安心・安全に配慮が行き届いたカローラシリーズ。2020年1月から6月で57235台を販売し、軽自動車を除く乗用車の車名別ランキングで上半期2位の人気を集めたのも頷けます。

日本導入時期などは未定ですが、海外ではSUVタイプの「カローラクロス」も発表されており、カローラシリーズは今後もますます注目を集めそうです。

[筆者:MOTA編集部/撮影:和田 清志・トヨタ自動車]

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