先日最終節が行なわれたラ・リーガ。新型コロナウイルスによる中断を経て再開された後、レアル・マドリーが怒涛の勢いを見せて逆転優勝を果たした。
今回は『Sportskeeda』から「今季のリーガで最もがっかりした選手5名」をご紹介する。
ヤスパー・シレッセン
クラブ:バレンシア
バルセロナではレギュラーの座を獲得できなかったシレッセン。3500万ユーロ(およそ43.2億円)もの移籍金でバレンシアに加わり、チームの歴史上最高額の選手になった。
しかし今季彼のパスは質が低く、クリーンシートはわずか5回のみ。十分な印象を与えることのないシーズンとなり、バレンシアはすでに放出の方針を固めているとも…。
ジョアン・フェリックス
クラブ:アトレティコ・マドリー
ベンフィカで大ブレイクしたヤングスターを1億1300万ポンド(およそ139.6億円)ものお金を出して獲得したアトレティコ・マドリーであるが、アントワーヌ・グリーズマンの後継者となるにはまだ足りないものが多すぎた。
ディエゴ・シメオネ監督の哲学に順応するのに苦労し、足首と脚の怪我にも苦しんだ。27試合で6ゴールという結果はもちろんガッカリなものだが、まだ20歳である。勝負はこれからとなるだろう。
エデン・アザール
クラブ:レアル・マドリー
5kgもの体重オーバーになり、怪我も繰り返した。レアル・マドリーに今季1億ユーロ(およそ123.5億円)でやってきたアザールのシーズンはかなり不運なものだった。
わずか1ゴール6アシストという結果は彼に対する高い期待に応えるものではなかった。キャリアの最盛期にあることを考えれば、あまりにもガッカリな2019-20シーズンであった。
ルカ・ヨヴィッチ
クラブ:レアル・マドリー
昨季フランクフルトでブレイクを果たし、ブンデスリーガでゴールを量産。世界屈指の若手ストライカーとして大きな期待を集め、レアル・マドリーへとやってきた。
彼がリーガで出場したのは17回のみで、わずか2ゴールにとどまった。いくつかの怪我もあって彼のポテンシャルはほとんど発揮されていない。
アントワーヌ・グリーズマン
クラブ:バルセロナ
巨額の移籍金と大きな宣伝を伴ってアトレティコ・マドリーからバルセロナに移籍したグリーズマン。そのリーガでの新しいキャリアは、計画通りに進むことはなかった。
今季の9ゴールという結果は2012年以来最低の数字であり、バルセロナで自身を失ってしまったように見えた。ただそれは彼自身だけのせいではない。メッシを中心とした攻撃ユニットに入るのは至難の業である。