【新型コロナ】県所管域で新たに21人の感染を確認 20~90代の男女

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県は8日、県所管域で20~90代の男女21人の感染が新たに確認されたと発表した。厚木市の80代無職女性1人が中等症で、残る20人は軽症または無症状。7人が感染経路不明という。

 年代別では20代7人、30代2人、40代3人、50代2人、60代3人、80代3人、90代1人。

 クラスター(感染者集団)が発生している逗子市の介護福祉施設「けいすいone‘sホームゆるりと」では新たに80~90代の男性入居者3人と30~60代の男女職員4人の感染が確認。同施設では入居者と職員全62人の検査を実施しており、感染者は14人(入居者7人、職員7人)となった。

 家庭内感染も相次いだ。座間市の20代男性2人と50代女性は同居家族で、男性の1人が7月下旬、後に感染が分かった友人と会食していた。海老名市の40代自営業女性と60代男性会社員は同居家族。小田原市の30代女性会社員は7日に感染が発表された40代男性会社員の同居家族という。

 このほか、海老名市の50代男性会社員は7月下旬、藤沢市で感染が確認された20代男性の勤務先の飲食店を訪れていた。海老名市の20代男性は横浜市消防局が7日に発表した青葉消防署の隊員。相模原市の40代女性は厚木市立依知南小学校の教員で、6日に発表された同市の20代男性教員の同僚という。

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