共産党の志位和夫委員長は9日、長崎市内で会見し、核兵器禁止条約に反対している政府の姿勢を批判した。
核兵器禁止条約の批准国・地域は44となり、発効まで残り6となった。志位委員長は「政府は核兵器廃絶を目指すとしながら条約には反対。矛盾している」と批判。広島の「黒い雨」訴訟をめぐって、「被爆者の思いをくみ取り、国は控訴断念を」と訴えた。
野党共闘については、「核兵器廃絶の方向性は一致しており、政権交代を求めて戦う旗印になる」との認識を示した。
核禁条約 政府対応を批判 共産・志位氏
- Published
- 2020/08/10 12:00 (JST)
- Updated
- 2021/08/29 15:52 (JST)
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