新型コロナ 大村、長崎で3人感染 県内計170人

新型コロナウイルス感染者の入院状況

 長崎県と長崎市は11日、大村、長崎両市で新型コロナウイルス感染者が新たに3人確認されたと発表した。県内の感染者は計170人となった。
 新たな感染者の内訳は▽大村1人(10代女性)▽長崎2人(50代女性、年代・性別非公表)。いずれもこれまでの県内の感染者の濃厚接触者か接触者。
 10代女性は、7日に感染が判明した大村市の30代女性会社員の濃厚接触者。8日の検査で陰性となったが、その夜に痰(たん)や目のかすみ、9日にせきの症状が出て、10日に再検査し陽性が確認された。38度台の発熱などがあるという。
 50代女性は、8日に感染が判明した長崎市の50代自営業男性の友人で、2週間以内に男性の車に約1時間同乗。9日に発熱の症状があり、10日に検査で陽性となった。年代・性別非公表の1人は、8日に感染確認された50代男性会社員の仕事関係者。6日に味覚障害などの症状があり、10日の検査で感染を確認した。2人とも軽症で自宅待機している。この2人について各1人の濃厚接触者を特定し、調査中。


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