ヤンキース・レメイヒュー 左手親指の突き指でIL入り

アメリカン・リーグ東部地区の首位を走るヤンキースは、アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンに続いてDJ・レメイヒューも戦列を離れることになった。ヤンキースは日本時間8月17日、レメイヒューを左手親指の突き指により10日間の故障者リストに登録したことを発表。レメイヒューは前日の試合でスイングした際に左手親指を痛め、途中交代していた。

レメイヒューは今季ここまで19試合に出場して打率.411(73打数30安打)、2本塁打、8打点、1盗塁、OPS.990の好成績をマーク。打率はロッキーズのチャーリー・ブラックモン(.438)、ジャイアンツのドノバン・ソラーノ(.433)に次ぐメジャー3位の数字となっていた。

4割を超える高打率で打線を牽引していたレメイヒューの離脱について、先発左腕のジェームス・パクストンは「彼は替えのきかない存在だ。素晴らしい打者だし、守備もとても上手い。早く復帰できることを願っているよ」とコメント。レメイヒューはロッキーズ時代の2018年5月にも同様の故障で戦列を離れているが、このときは約2週間で戦列復帰を果たしている。

ヤンキースはレメイヒューの故障者リスト入りに伴い、2018年に大谷翔平(エンゼルス)と新人王を争ったミゲル・アンドゥハーをメジャーへ再昇格させた。空席となった二塁では、サイロ・エストラーダとタイラー・ウェイドの出場機会が増えることが予想されている。

ヤンキースではクリント・フレイジャーやマイク・トークマンがジャッジとスタントンの穴を感じさせない活躍を見せている。選手層の厚さを生かし、レメイヒューの穴も埋めることができるか注目だ。

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