ウェブ総文 放送部門・アナウンス 山口さん(大村3年)2年連続優秀賞 審査員特別賞に冨永さん(長崎西3年)

 インターネット上で開催中の第44回全国高校総合文化祭(ウェブ総文)は20日、公式サイトで放送部門の審査結果を発表した。長崎県からはアナウンスで、県立大村高3年の山口雄大さん(17)が最高賞の優秀賞(8人)に輝いた。山口さんの優秀賞受賞は2年連続。同じくアナウンスで、県立長崎西高3年の冨永優希さん(17)が審査員特別賞(4人)に選ばれた。
 放送部門は、地元にちなんだ原稿を1分30秒以内で読み上げるアナウンス(エントリー141人)のほか、朗読、オーディオピクチャー、ビデオメッセージの4部門がある。それぞれ、事前提出された音声や動画を審査した。
 山口さんは取材に「ネット開催で(受賞の)実感がないけど、うれしい。録音でも本番の実感がなく、緊張せずに自分のペースでできたのが良かったかも」と振り返った。冨永さんは「新型コロナウイルスの影響であまり練習ができていなかったので(受賞は)驚いた」と話していた。
 ウェブ総文は新型コロナ感染防止のため、ネット上で開催。10月末までの期間中、公式サイト(https://www.websoubun.com/)で全国からの提出作品を紹介している。アナウンスなどについては、著作権の問題や作品ごとの録音状態の違いなどを考慮し、ネット上での公開は行わない。

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