松浦で観測史上最高36.3度 6地点で猛暑日 9人搬送 長崎県内

 長崎県内は25日、各地で気温が上昇し、松浦で観測史上最高の36.3度を観測したほか、県内各地で今年最高を記録。県消防保安室によると、午後4時までに熱中症とみられる症状で9人が救急搬送された。
 長崎地方気象台によると、35度以上の猛暑日を観測したのは松浦のほか、長崎と南島原市口之津36.1度、佐世保36度など計6地点。18観測地点のうち、11地点で今年最高を記録した。
 同保安室によると、救急搬送された9人のうち、中等症が2人、軽症が7人だった。そのうち、庭など敷地内を含む「住居」から運ばれた人が6人。同保安室は「家でも油断せずに熱中症対策を取ってほしい」とした。

© 株式会社長崎新聞社