長崎県は1日、8月の県内の熱中症による救急搬送状況(速報値)を発表。8月としては、統計を取り始めた2005年以降最多となる516人(前年同月比132人増)で、1人が死亡した。
搬送者の症状の内訳(死亡者除く)は、重症11人、中等症236人、軽症268人。年齢別では75歳以上が203人で最も多く、40歳以上65歳未満が114人、65歳以上75歳未満が93人。住居(敷地内の庭などを含む)からの搬送が241人で最多だった。
県消防保安室は「屋外、屋内問わず、小まめに水分補給をし、エアコンも有効活用してほしい」と呼び掛けている。